2012年5月

国会議員のWebサイト (5月31日・木)


我が選挙区出身の国会議員のWebサイトをときどき見る。たいてい突っ込みどころが満載で不愉快になる。でも選挙民として我が先生たちのチェックは必要だと思う。というわけで1年ぶりぐらいに2人の徳島3区選出衆議院議員のWebサイトを見てみた。そしてやっぱり不愉快になった。

民主党の仁木博文氏は比例復活で初当選した1年生。中高で私の3つ後輩にあたるらしい。さて彼のWebサイトでがっくり来たのが「徳島の為に一生懸命頑張ります」のキャッチコピー。国会議員なんだからウソでもいいから「日本国のために頑張ります」とは書けないものか。

一方の自民党・後藤田正純氏。東京で育ったものの故・後藤田政晴氏の親戚というだけで立候補した落下傘議員。当選4回。こちらは自身が掲載されたり紹介したい記事をPDFにしてアップしている。新聞社や雑誌社に許可を得ていなければ違法なのだが大丈夫なのだろうか。

2人は徳島3区だが一票の格差に関する最高裁判決によって徳島は次の選挙では定数2にしないと憲法違反になるはずだ。でも国会では議論が各党の利害によって暗礁に乗り上げている様子。もしこのまま次の衆議院選挙が行われるなら憲法違反で再選挙だろう。私は白票を投じる。

節電 (5月30日・水)


この夏は四国電力管内で一昨年並の猛暑になった場合にピーク時1.7%の電力が不足するらしい。愛媛にある伊方原子力発電所が止まったままだからだ。平年並みの気温なら4.5%の余裕だが猛暑だと節電しても余裕は0.3%。それで四国電力は7%の節電を求めているらしい。

でも実のところ私にとって切実な問題だとは思っていない。夏の暑い日の13時から16時に電気を使わないようにすればいいだけのことだ。朝のうちに冷やしておけば3時間程度エアコンを切ることはできるだろう。そもそも山の中にあるので平年並みの暑さならエアコンなしでも大丈夫だ。

レーザー複合機も滅多にFAXは来ないので切ることはできる。印刷もコピーも16時以降にすればよい。事務所の蛍光灯は常時使う6本のうち既に1本を外し全10本を7本に減らした。この3時間にテレビは絶対に見ないつもりだ。どうしても電気を使うのはHDRなどの待機電力と冷蔵庫。

事務所にいれば蛍光灯とPCは使うが電力が本当に逼迫するのは数日程度だろう。そういう日は涼しい木陰に椅子を置いてスマートフォンとノートPCで仕事はできる。数日間なら仕事は止めて読書してもいい。それも楽しい。街中では難しいだろうが私にとって節電の切迫感は全くない。

テニス大会 2 (5月29日・火)


将来のために記録しておく。我が傍示テニス部で組み分けをするとき最初に留意したのは優勝を狙える組を1つ作ることだった。昨秋の大会を目標に経験者であって実力を持ったF氏S氏がまずペアを組んだ。前回も今回も準優勝だったが我々の仲間の中では一番うまい。

次に私たち夫婦が組んだ。妻は経験者だが30年のブランク。私は未経験。一昨年秋に買ったラケットは初心者用で柔らかく飛びすぎる一方で妻のラケットは上級者用でパワーがない妻には難しかったらしい。そこでS氏のアドバイスを受け2人のラケットを4月に交換したらうまくいった。

3組目はパワーがあるダブルT氏ペア。4組目は女性2人でママ友のY子ちゃんMちゃんペア。2人とも初心者なのにみるみる上達して試合も様になっていた。5組目は今年初めて参加したN氏Mちゃんペア。男女混合。初心者なのにこちらも素晴らしく上手くなって練習で私は何度か負けた。

6組目は上勝に通っている小松島のK氏とTちゃんの混合。ツイッターで繋がった妻が誘ったK氏が軟式テニス出身だったことと初心者のTちゃんがたまたまやったら上手くて急きょペアで出場することになった。仲間とからだを動かして遊べて楽しい。仲間の皆に感謝している。

テニス大会 (5月28日・月)


日曜日。上勝町体育協会主催テニス大会に参加した。地元で練習を始めた仲間たちも12人がペアになり6組出場。大会全体では12組。出場組が多くなったので開始時間は当初予定の13時から11時に繰り上げられて私たちは10時半頃にテニスコートに行ってキャンプ用の椅子を持ち出して。

大会は12組を6組ずつ2グループに分け総当たりのリーグ戦を行い各グループ1位同士が決勝戦を行う。前回優勝のT市氏は練習で肉離れを起こし欠場。T市氏とペアだった町会議員A氏は教育長K氏と。A氏/K氏ペアと私は同じAグループ。ここが強敵だと思っていたら最初に対戦。

サーブは経験者の妻が先行。やや緊張したが私のバックボレーが偶然2つ続けて決まり仲間から喝采を浴びる。そして何と3-1で勝利。2戦目は聞けば役場に4月に就職したばかりの若者。最初に凄まじいサーブを打ち込まれ為すすべなし。その後彼らは手を抜いてラリーも続いたが自滅。

終わってみれば役場の若者以外には全て勝利。4勝1敗でAグループ2位と意外に健闘。決勝は役場の2人と仲間のエース2人が対戦。本気で打ち合い凄い試合だったが結果は4対0。5時間以上かかったが観戦を含めて楽しかった。夜はうちの事務所で仲間の誕生祝いを含めた宴会。

しらさぎ大橋経由で徳島空港 (5月25日・金)


木曜日。東京経由で叔母のお見舞いに福島県いわき市を訪ねた妻を迎えに徳島空港に行った。4月に完成した阿波しらさぎ大橋は1月前に通ったが空港までの時間を計測するにはいい機会だと少し余裕を持って上勝を出発した。時間帯による渋滞状況をチェックしておきたかったし。

徳島空港に行くには通常は国道55号線を真っ直ぐ北上しそのまま11号に入って吉野川大橋を渡る。阿波しらさぎ大橋は吉野川大橋の1本下流側に架かっている。距離だけ見れば吉野川大橋より東寄りに入り国道11号線に戻るため西進するので1〜2kmほど遠回りになると思う。

しかも通過する信号の数は少ないと思うが余計に右折が2回と左折が2回ある。特に右折は青信号でも停止を余儀なくされるから時間を取られる。距離の長さと信号の少なさと右折回数がどう影響するか。4月に通ったときは阿波しらさぎ大橋手前の信号通過に時間がかかった。

カーナビ情報では国道が渋滞しているようだったが今回のルートに渋滞はなく右折も左折も信号にかかったものの1回で通過できた。勝浦橋まで30分。空港駐車場まで1時間1分。これまで国道経由で行った時間より3〜5分早い。でも途中1車線区間があって事故渋滞のリスクは高いか。

ツバメの巣Ust中継 (5月24日・木)


今は千葉県に住んでいるJ社時代の元同僚K氏が自宅に作られたツバメの巣をUstream配信している。彼は個人でパソコンの出張メンテナンスなどを仕事にしているらしく防犯用の赤外線IPカメラのテストを兼ねて始めたと書いていた。確か5月の連休の頃からだったと思う。

そのうちマイクロソフト製の高性能カメラも投入して昼はこちらで夜は赤外線IPカメラと切り替えながら毎日24時間配信している。私と妻は卵から孵化した直後から見ている。当初5羽いたように見えたヒナは4羽に減り孵化しなかった卵も巣の中には見えた。

ヒナがフンをすると親鳥がフンを食べるのだ。そんな生態が面白く見ていたが一昨日の夜2羽に減ったらしい。さらに昨夜また1羽がいなくなった。カラスかネコかと何人かが意見を出し木曜にK氏は対策を講じた。夜になってハクビシンやイタチ説も出ている。

そして午前1時に9人がUstreamを見続けている。犯人を特定しようというわけだ。このUstreamのことは妻が一昨日に会ったUstream Asia社の社長にも言ったらしい。これまでツバメの生態をライブで見て関心が高まっている私。残された1羽だけでも無事巣立って欲しいという思い。

テニス (5月23日・水)


3月から地元の仲間とテニスをしている。5月27日に町内のテニス大会があって皆で出場するためだ。改めて調べるとテニスを私は上勝では2010年9月に始めたようだ。その年の11月にJ社のテニスコートに行きラケットも買った。実際に遊び始めたのは昨年5月7月9月にもやっている。

今年は3月以来4月は週1回ぐらい。5月に入ってからは週2回ペースでやっている。これだけ集中してやるとそれなりに返せるようになる。バックハンドは苦手だが地元のT氏のマネをして上からスピンをかけるときれいに返せた。ラリーを続けるだけなら何とかできるようになったレベル。

元は高校時代テニス部だった妻とテニス経験者のF氏S氏が始めたのだが私を含めた未経験者も加わり部活動化して大会に出場するのは6組12人。町全体では14組らしい。大会に出ないまでも練習に参加したことがあるのが大学の後輩M君と勝浦のO君。町内では一大勢力かも知れない。

でもダブルスの試合での動きがまだ分からない。今日は夜6人でやったが初心者チームに完封されたり。先輩の上勝テニス部のプレイを見るととても適わないように見える。27日の大会では経験者の妻に叱られないようにして1勝ぐらいできれば。技術はないから集中してプレイしたい。

金環日食 (5月21日・月)


日本で観測されたのは25年ぶりで日本の広範囲で見れたのは932年ぶりだったらしい。徳島でも282年ぶりということで観測の準備をしていた。と言っても3年前の皆既日食のときに買った日食グラスを探して用意しただけだが。ただ天気予報は曇り。前夜は雨。天気だけが心配だった。

前日にFacebookで地元のY氏が溶接用鉄仮面の写真をアップしていて盛り上がり地元にある射手座造船所で見ることにした。山の中に造った船である。ここに7時10分ぐらいに着いて見始めたのだが太陽の前には雲。でもこれが幸いして肉眼で見ることができる。

そのうち近所のS氏が来てほどなくY氏が鉄仮面3つを持って。太陽は雲に隠れたり隙間から現れたり。日食グラスだと光の透過率が低すぎて見えなかったり肉眼では眩しすぎて見えなかったり。そんなときに鉄仮面。日食グラスより透過率が高くて欠けた太陽が緑色でクッキリ見えた。

地元のF嬢S嬢N嬢もやってきて合計7人で鉄仮面やグラスを交換しながら観測を楽しんだ。ふと仲間が集まって楽しめるのが田舎の良さだ。さらに私と妻とS氏が鉄仮面を持った姿をY氏がFacebookにアップしていたのだがこれが面白く私と友人を含め8人がシェアして広まったようだ。

7月21日7:20頃、
Y氏の溶接用マスクで。
ツイッターにアップしたらNAVERにも掲載された。
5月21日7:30頃、
雲越しに肉眼で見えた金環日食の太陽。
7月21日7:40頃、
当日集まった仲間たち


びんび家 2 (5月20日・日)


私が子供の頃よく行った「びんび家」は美味しかった。そして鳴門で魚料理を食べるならここというほど有名になった。徳島全体で最も成功した魚料理店だったかも知れない。20年ほど前だが京王プラザホテル高松の人も徳島方面に来ると必ず寄ると聞いたこともある。

田舎風情を売りにしていたのかサービスは悪い。1993年に東京のお客さん10人ぐらいをびんび家に案内したとき2Fの座敷で私が「すだちをもう少し下さい」と聞いたらアルバイトが引っ込んでやってきたお母さんに「誰がすだち要るや言よんで。すだち高いけんレモンで我慢し」と言われた。

J社で入社案内の撮影で被写体になる社員N君とカメラマン2人とびんび家で平日の午後からビールを飲み刺身を食べたこともある。確か1990年の1月頃。あのときの刺身は豪華で安かった。たまに接待で東京のお客さんを連れて行くと女性社員が食べに来ていて驚いたこともある。

10年以上前だが関西テレビのK氏に教えられたのが「あらし」だ。びんび家から分派した正統派だと聞き最近は専ら「あらし」に行っていた。でも妻は「びんび家」に行ったことがなかったらしくリファレンスとして行ってみたのが28日。2人の結論はやっぱり「あらし」が美味しいということだった。

びんび家 (5月19日・土)


4月28日に「びんび家」に行った。「びんびや」と読む。「びんび」は徳島の幼児語で魚のこと。鳴門の瀬戸内海に面した国道沿いにある。私が小学校の頃にできて大人気となり徳島で魚料理を食べさせる老舗となった。徳島で知らない人はいないと思うし香川からも大勢お客が来る。

子供の頃に外食と言えばここだった。父が好きでよく家族で行った。当時の私はいつも「はまち飯」を食べたと思う。釜飯だ。わかめの味噌汁が抜群に美味しかった。鳴門の瀬戸内側はハマチの養殖が盛んで私はここでハマチの味を覚えたと思う。養殖ハマチはよく赤潮で全滅していたが。

大人になって6歳下の弟も東京から帰省する度にびんび家に行っていた時期がある。彼にとっても思い出の店なのかも知れない。入口に生け簀があり大きなハマチが何十匹も泳いでいた。料理人が大きな網でハマチをすくって店内に持ち込む光景をときどき見た。

テーブルが6卓ほどか。正面奥と左に座敷が16卓ほど。2Fもあった。座敷では汚く潰れた座布団を隅から人数分持って自分で敷く。店員は地元のお母さんたちでサービス業とは思えない態度で客に接する。その田舎風情と安さが受けたのだと思う。何せ魚料理はどれも美味しかった。(続く)

車検 (5月18日・金)


上勝に移り住んで買ったホンダのフィットが初めての車検を迎えた。車検整備をお願いしたのは近所の友人。昨年だったか独立して近所に自動車整備工場を開業したT氏である。既に昨年もう1台の軽「ムーブ」の車検をやってもらっていたしオイル交換もお願いしている。

そう言えばフィットを買った販売店の担当者もT氏から紹介してもらったのだった。独立前からオイル交換程度の整備を個人的にやってもらったりしていた。タイヤの交換もやってもらったし先日は異音がするというムーブを急きょ修理してもらったりもした。

私が住む地域の若きリーダーで老若男女から信頼されているし私も全幅の信頼を置いている。だから修理工場を開業して以来いろんな修理が持ち込まれているように見える。近所の人と話をしていると彼は車に関する萬相談窓口という趣だし彼自身がとにかく忙しそうだ。

さて車検でフィットがなかった4日間は代車に乗っていた。これが白の初代フィット。近所のF氏が乗っていた車。乗り比べると初代の方がトルクを感じるしエンジンブレーキもよく利く。それは2代目のトランスミッションの性能のせいかよく分からないのだが。ともかくこれで安心してあと2年乗れる。

風力発電 4 (5月17日・木)


上勝と神山の町境の尾根に風力発電の風車20基が建設されるという問題について先日の上勝TVでも書き込みがあった。高丸山のように山を守る一方で高鉾山付近で尾根を開くことはどうなのだろうという趣旨だった。番組では取り上げなかったが私はTLに反対だと書き込んだ。

風力発電には問題がいくつかある。まず建設中の高規格道路と樹木の伐採による環境破壊。次に建設中から稼働後に起こるかも知れない地下水脈の水質汚染や水源枯渇。飲み水を湧き水に頼る山の人には深刻だ。稼働後は健康被害をもたらすと言われる低周波音の問題。景観もある。

さらに17年とか20年と言われる耐用年数が過ぎた後の問題もあると思う。風力発電に価値があり作り直して稼働させられれば目的に適うだろうが経済的状況などが変わってしまうこともある。ゼロ・ウェイストを推進する町に巨大な廃棄物を晒し続けるリスクを考えなくていいのだろうか。

妻が調べたところ風力発電で公表されている発電量は定格電力だけで実発電量は表に出てこないらしい。風が吹かなければ発電ができず売電もできない。仮に発電量の一部を町が使う契約にするとしても実発電量の数字がなければ何も判断できないだろう。懸念ばかりを思いつく。

モバイルWi-Fiルーター (5月14日・月)


iPhoneの3G回線を解約して外出したときの通信手段はNTTドコモのモバイルWi-Fiルーターを頼りにするほかなくなった。そのモバイルWi-Fiルーターの端末を私は2台持っている。1台はバッファロー製でヨドバシ.comで買ったもの。もう1台はNTTドコモで回線契約したときのものだ。

モバイルWi-Fiルーターは契約上は携帯電話と同じなのでNTTドコモの場合FOMAカードが必要だ。そこでバッファローのルーターを買ってドコモショップでFOMAカードの契約に行ったら実のところFOMAカードだけで契約するより別のルーターを購入した方が安かったのだ。

そんなわけでルーター端末は2台ある。機種は異なる。バッファロー製の方が高機能だが日常使うにはもう一方で十分。これまでバッファロー製ばかりを使ってきたがもう一方が小さいので普段はこちらをメインにしようと思い立った。1年ぶりに箱を取り出して。

使うのはiPhoneとiPadぐらいなので早速設定。iPhoneで表示されるSSIDを選んでWEPパスワードを入力しただけ。どちらもあっさり接続。問題は出かけるときに忘れないように気を付けること。バッテリーに不安があるときは充電用USBケーブルとエネループを持っていくこと。

カーナビのアップデートとiPhone解約 (5月13日・日)


車のカーナビのデータをアップデートした。ホンダ・フィットを買って3年。初の車検前に一度だけ無償でデータのアップロードができるらしい。10日(木)にディーラーに電話して夕方持ち込んだ。DVDを挿入してパスワードを入れ30分。2枚目を入れて10時間かかるらしい。

ディーラーで初期設定をしてもらい移動したが1枚目のDVDの設定中にエンジンを切ってはいけないらしい。西新浜を何度もUターンしながら時間を稼ぎ2枚目に入れ替えた。でも阿波しらさぎ大橋はおろか上勝正木トンネルも表示されない。データは古すぎると思うのだが。

さてDVDの入れ替えで西新浜に行った目的はソフトバンク。iPhoneを解約。iPhoneではメールやツイッターにFacebookなどのアプリを利用しているが電話機としては使っていない。NTTドコモのモバイルWi-Fiルーターを持っているのでiPhoneの3G回線を解約しても困らないのだ。

端末代金が1,920円×残り6ヶ月分と解約料9,975円の合計23,415円。このまま使い続けると残り6ヶ月で35,000円ぐらい掛かるので私の利用スタイルなら解約した方が得だったのだ。昨年12月に逡巡していたが今回はエイヤッと。モバイルルーターの併用は面倒だが通信費は少しスッキリ。

上勝TV第18回 (5月12日・土)


上勝TV第18回の配信日。今回はパーソナリティのイマジンとるぱん抜きで配信してみた。理由は今年度分として使える売上が少なくて昨年度でさえ少ないギャラがもっと少なくなるということが背景にあって我々も経験も積んだから新しいことをやってみようとしたわけだ。

それでパーソナリティは妻とまりりん。まりりんは1年以上アシスタント的に出演していて慣れている。妻はプロデューサであって普段はカンペを出して進行を手助けしている。今回も構成は基本的に妻が考えたので進行もできるだろうと考えたわけだ。

さらに今回のゲストが話し慣れたSちゃん。女性であって画面に女性3人が並ぶのも面白いという考えもあった。でも視聴者が書き込むタイムライン(TL)を読むことまでは難しい。そこで私が公式アカウントを担当すると同時にTLも読むことにした。ちなみにテーマは高丸山。

夕方からドキドキしたがパーソナリティに近い妻の席にディスプレイとともに移動してPCをセッティング。スタンドマイクを置いてもらいTLの内容はエディタにコピペしてときどき割って入ってTLを紹介した。上手くできたとは思えないがこれも経験だ。同時視聴の最高は53。まずまずだったと思う。

風力発電 3 (5月11日・金)


風力発電についての疑問をツイッターに書いていたら何人かが反応してくれた。その一人「響」の仲間で徳大工学部の学生N君によると風力発電は常に風が吹く欧州の平野では有効だが日本には向かないらしい。また建設過程でアクセス道路を高規格にしなければならないと言う。

風力発電の羽は1枚をそのまま運び込むそうだ。長さ50mの羽をトラックに乗せて山道を進むために道路を広くし周辺の樹木を切る必要があると。佐那河内村の大川原高原に至る道は私が知っているのとは全く違って信じられない幅に拡張されていたのはそういうわけだ。

大川原高原からは上勝と神山の尾根伝いに伸びる道路が既にある。舗装されていないがここも樹木が伐採され拡幅されのだろう。そして高さ100mもの20基のタワーを建てる。地下水脈はどうなるのだろう。上勝のほとんどの家は湧き水を利用している。それが汚染されないのだろうか。

そうした環境評価を今年10月から行うということだが低周波音の測定地域を1.4km地点だけでなく広範囲にして欲しいし高丸山などからの景観もシミュレーションして欲しい。こうした内容を盛り込んで15日が締切だという要望書を妻と連名で提出した。稼働は平成30年という計画だ。

風力発電 2 (5月10日・木)


上勝と神山の町境に計画されている風力発電の環境評価について意見が15日まで募集されている。その環境評価計画書は先日役場で閲覧してきた。計画されているのは20基。ちなみに佐那河内にあるのは15基。大川原高原の風車は高さ91mのようだが上勝のものはもっと大きい。

羽の直径は62〜101m。羽を除いた高さが60〜100m。羽を含めた高さは91〜150.5mらしい。大川原高原の91mは30階建てビルに相当する高さらしい。高さ150mとなると50階建てビルの高さだ。それが上勝の北側尾根に20基並ぶのである。美しい山の稜線が台無しになることを危惧する。

さらに人には聞こえず健康被害を及ぼすと言われる低周波音の影響だ。計画書では上勝側1.4kmにある民家を調査地点に選んでいる。上勝町傍示の鶯という地区だ。友人の自宅付近だろう。でも各地では2kmや3km以内での被害報告がある。1.4km地点だけの調査で十分なのだろうか。

夏の日中には風は吹かない。だから暑く電力需要が高まるが風車は回らず発電はできない。そんな発電に意味があるのか。建設そのものが目的になっているように私には見える。上勝で建設を計画している企業の株主は40%が東京電力だ。そんな企業を信用できるのか?

風力発電 1 (5月9日・水)


上勝町と北隣にある神山町の町境に風力発電の風車建設が計画されている。原子力発電は止めるべきだと考えている私は風力発電を自然エネルギーを利用した代替発電方式だと認識していた。でも我が町に建設されるとなって調べ始めると利権が絡んだ汚いもののように見えてきた。

風力発電そのものは確かに自然エネルギーを利用した発電方法ではある。でも心配なのは低周波音。人の耳には聞こえない20Hz以下の音が人の健康を蝕むと各地の風力発電施設近辺で指摘されている。イライラしたり不眠になったり。2kmとか3km以内で影響する実例があるらしい。

次に景観の問題。風車を好ましいと見る人は今は少ないだろう。上勝の主要な観光地から風車が見えるようになる。自然と人の良さが取り柄の上勝で風車ができたら私はがっかりする。それでも電力供給ができればいいがそもそも風力で発電できるのかという根本的な問題がある。

今日峠を越えて大川原高原の風車を見てきたが稼働するのは風速4m/sからで最大出力は風速17m/sのときだとか。台風の定義が風速17m/s以上。台風並みに風が吹かない限り効率が悪い発電に意味があるのだろうか。そもそも真夏の日中には風は吹かないのだが。

Green Drinks in 上勝 (5月8日・火)


連休中の5月4日(金)の夜は「山の楽校」に行った。上勝町でいちばん奥にある地区にある旧・旭小学校の校舎を利用した宿泊施設である。ここで東京から来た若者たちが「Green Drinks」と呼ばれる環境などについて語り合う宴会をやるということで誘われたのだ。

誘ってくれたのは昨年秋だったか上勝に移住してきたIターンの男子M君。地元にUターンしたA嬢の婚約者だ。たまたま大学の後輩にあたり20歳代でピンクフロイドが好きという変わり者だが彼やA嬢の大学時代の友人たちが10人ほど来ていたのである。

と言っても出身大学は皆ばらばら。AIESECという国際的な活動をする大学横断組織らしい。イラクに生まれて中学3年間はインドにいてソニー勤務というK林君とは長く話をした。男女とも魅力的で楽しかった。優秀で意欲がある若者と話をするのは刺激になる。

料理は彼らの手作りだったらしい。近所のS氏とMりんと一緒に行って妻がMりんと小さなパネルディスカッションで話をした。Iターンの女性も何人かいてS氏も楽しかったようだ。私は町会議員のA子さんと長く話をした。若者たちとは翌日の高丸山も一緒になって濃い2日間だったように思う。

勝浦の軽トラ市と県南ドライブ (5月6日・日)


お昼過ぎに出かけて隣町である勝浦町の軽トラ市に行ってきた。車で15分弱。昨年3月の上勝TVで出演してもらった初ちゃんといきなり会って町会議員のK清さんともご挨拶。卓ちゃんやO友さんら勝浦町の見知った人が何人も。上勝のA嬢やM嬢も。M嬢はお酒の販売。隣に勝浦のO君も。

昼食はとくしまマルシェでお馴染みの四宮蒲鉾店が出していたフィッシュカツ入りホットドッグ。妻が大声大会に出たり大久保鍛冶屋で説明を受けたり。10分ほどの間に包丁と草抜きが売れて行っていた。14時の閉店過ぎまで2時間弱いてそこから思い立って南へ。

最南の海陽町宍喰にある道の駅で引き返して東京から移住したご夫婦がやっているカフェ。ツイッターで知って行ってみた。地場の寒茶(かんちゃ)に上勝ゆこうと生姜を入れて飲んだ。美味しい。1980年代から秋葉原でIT企業を経営していたというご主人ら4人で2時間近くも話し込んだ。

そこから北隣の牟岐町。前から気になっていた牟岐駅近くにあるタイ料理専門店へ。タイの方が移住して作っているらしい。満腹。お店すなわち牟岐駅前の交差点から上勝まで1時間10分。昨年10月にも鳴門に行く時間と書いている。なるほど。今日の行程は往復で168km。

高丸山 (5月5日・土)


自宅を出たのは8:13。妻が朝おにぎりを作ってくれて2人で軽のムーブで徳島とは逆方向の西へ。今日は上勝の最西端にある高丸山登山なのだ。登山口の駐車場まで32分ぐらいだったか。山道だから意外に時間がかかる。9時から受付で続々バスや車がやってくる。

登山口や受付にはIターンの若き美女たち。スタッフもほとんど知人。個別に上がったグループもあるが私たちは「千年の森ふれあい館」主宰で50人近くが4班に分かれて準備運動をやって出発。私のグループは皆60歳以上に見える。最高齢は毎年来ていると言っていた81歳だ。

ガイドさんが先頭でアシスタントガイドさんが最後尾。最後尾を行くのは実は役場のH本課長。私たち2人はそのすぐ前を歩くのだが皆に付いていくのがやっと。軽い山道ではなく息が上がる。ときに妻の手を引きリュックを押しながら2度の休憩を経て頂上に着いた。1時間ぐらいかかったか。

頂上からは徳島の山の稜線が何重も見える。やや霞んでいたが海まで見通せた。別ルートで下りおにぎりを食べそこにお神輿。山開きの神事。御輿の担ぎ手もうどんなどを売っているのも多くは知人で挨拶しながらほどなく解散。運動不足の私たちにはきつい山でぐったりしている。

中学の同窓会 (5月4日・金)


木曜は妻に送ってもらって18時に徳島駅前。Facebookで繋がった中学の同級生たちが集まった。昨年9月には9人ぐらいだったが今回は旧姓N谷貴美子が帰省するのに合わせて声を掛けて24人だか。12人いた男は全員分かる。一方面影はあるが話したのは初めてという女性が7人も。

そのN谷貴美子は今はNHKのプロデューサ。教育テレビの全てのアニメ番組は彼女が責任者らしい。彼女とはバスケット部や3年のクラスが一緒だったが話したのは33年ぶり。旧姓・A山好美さんは高校が一緒だったから30年ぶり。彼女は医者になって子供が大学4年生と1年生らしい。

サッカー部だったS君もO野君も33年ぶり。S君はPanasonic勤務。プロのギタリストを目指してトラック運転手になったはずのO野君は趣味でPAをやっているらしく徳島県議会議員のN山君が食いついていた。花屋のNしゃんや不動産T石社長にN精工N社長と美人のT岡社長はいつものメンバー。

今回も医者は多くA山さんのほか救急救命部長F田に訪問医Y田。産婦人科のI川と駅前のH野病院院長。歯科医のS神も。初めて話をした人の中で旧姓・M本嬢は昔の写真と違って活発だったしアミコでブティックを経営しているというT本さんとも大いに話して楽しかった。

ケーキと弟と甥たち (5月1日・火)


30日は寝て過ごしたようなものだった。本当はテニスをするはずだったが雨で中止。バーベキューも中止。夕方T氏がケーキを持ってきてくれて夜になって地元のA嬢が手作りケーキを母上と持ってきてくれた。バーベキューの際に食べようと妻が頼んでいたらしい。ありがとうございます。

1日は午後に弟が上勝に来ると連絡を寄越した。昨日家族で徳島に来たものの義妹だけ仕事で東京に戻ったらしい。それで来たのは弟と4歳8ヶ月と1歳5ヶ月の甥2人と母。下の子は先天的な病気で腹から管を出した状態。熱が出る度に東京の大学病院に入院している。

昼食は小松島の「こはくの天使」。勝浦ローソンで待ち合わせ2台で。弟と私ら夫婦はとくしまバーガー。上の甥は私らと野球をしたかったらしくボールとバッドも持ってきていたらしい。そこで2台で上勝に戻って月ヶ谷温泉。グランドに行こうとしたが上勝は雨で断念。

仕方がないので雨の中を河原で石を投げて遊んだ。ズボンが濡れようが構わず河原を走り回る甥にハラハラしながら子のエネルギーに付いて行けず。事務所に戻って17時頃散会。下の子のおむつを替え上の子を着替えさせる弟はよくやっていると思った次第。

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© 2012 Takashi INAGAKI