2012年7月

石本商店と大川原 (7月31日・火)


月曜。妻が地元の仲間たちと夏祭りの買い出しに行った。帰ってきてから急きょ夜テニスをすることになりそのノリで最近できた居酒屋「石本商店」に。映画のロケで使われた元雑貨屋。15年前に閉店したままだったのをロケで使われたことを契機に復活したのだ。

テニスには役場の新人さんも誘っていて彼が仲間を連れてきて石本商店は合計6人。ほどなく10人を超える団体さんも来た。昨年のインターン生たちが集まりバーベキューをしていた流れのグループらしい。地元で私たちがお世話になっている農家さんたちが何人も。

さらにMりんS嬢A嬢の美女3人。3グループが入り乱れて生ビールをガンガン飲んで。偶然来ていたインターンの人が中学の頃いたのが東京時代の私の近所。話題は電力問題から上勝への移住のことや。美女3人も交えて最近の若者の恋愛事情などなど。

23時が閉店なのに時間を超えて飲み続けた私たち。今日は9時半集合で仲間と佐那河内の大川原高原へ。台風が近づいているからか風があって珍しく風車が回っている。そのまま某所を訪ね風車の問題をインタビュー。夜は今日も石本商店。カレーとおでんを食べただけ。

Ustream配信 (7月30日・月)


Ustream配信は配信するだけなら簡単にできる。1人で配信するならスカイプができる環境さえあれば十分だ。マイクとWebカメラとPC。ソフトは無料。ただ上勝TVのように複数人が出るとなるとそれなりのマイクがいる。マイクが複数になればミキサーは欲しい。

映像はズームなどで動きを出そうとするとWebカメラではなくビデオカメラが欲しくなる。そうなると映像をPCに取り込むためのビデオキャプチャも必要だ。そうやって機材が増えてきた。映像系の機材は多くの場合スタッフのMくんやN氏の私物を使ってきたのだが。

上勝TVは町から予算をもらっている。ただし見積額から1/3に減額されたから私たちが考える制作費の4ヶ月分しかない。それで1年継続させると専門知識を持つスタッフたちに見合った報酬を払うことができない。美郷の仕事もあった昨年に比べ今期の予算はさらに2/3に減った。

払えないなら依頼できない。スタッフたちは報酬がなくてもやると言うだろう。でもこれは仕事なのだ。正当な報酬をケチるような徳島の仕事のやり方に私は染まりたくはない。そういうわけで足りない機材は買い足してでも自分たちでやった方が合理的だと考える。

上勝町夏祭り (7月29日・日)


土曜日は上勝町青年会が主催した夏祭り。こちらに移住して初めての夏だった3年前に行っただけで最近2年は行かなかった。場所は年ごとに2カ所で行われる。3年前は温泉近くだったが今年は徳島寄りの福川グランド。駐車場を心配したがグランドの一部に車を駐めるようになっていた。

18時から始まるのだが行ったのは19時前。業者さんの屋台が5〜6店あるほか地元有志もテントを立てて店を出している。目が止まったのは私たちがお世話になっているK美さんがいたお店。商工会の傍示グループが出していたらしい。10人近くいたスタッフをよく見たら知っている方ばかり。

ここで生ビールを2杯ぐらい買っただろうか。そのうち売り切れてしまって隣の店で買った。ここは上勝で一番奥にある旭地区の人たちがやっている。知っている人が何人も。毎年ソフトボールで対戦するとキャッチャーをされている方から3杯ほど買った。飲んでばかり。

会場全体では中学生や高校生も多いから知っている人は1割程度か。最後は山に囲まれた狭いところなのに花火。仰角45度から75度。行けば楽しい。それよりさまざまに工夫した出し物で奮闘していた青年会の若者の努力に感動。ありがとう。楽しかった。

Ustream Produser Pro (7月28日・土)


Ustream配信に使うソフトは何種類かあるが最も知られているのは「Ustream Producer」だろう。無料で使える。ただし複数カメラを切り替えたり2つの画面を表示するPinPなどの機能を利用するには無料版ではできない。有料版である「Ustream Producer Pro」を購入する。

購入と言ってもダウンロード版だけだ。199ドル。私は上勝TVが始まる前の2010年11月に既にWindows版を買っていた。ところが技術統括のMくんが彼の配信PCでセットアップしていたから私のPCで登録できなくなっていた。2つのPCまでセットアップできるがそれ以上ははじかれるのだ。

後に自分で用意したソフトを使うようになったMくんと相談の上Ustreamサポートにメールをしてこれまでの登録情報を削除してもらった。最初にメールを送ってから4営業日で完了。私が買ったときはVer.1だったが現在はVer.2だ。1つのシリアルナンバーで2台のPCにセットアップできる。

でも最初からVer.2を買った人はWindowsでもMacでも利用できるがVer.1を最初に買った人はどちらか一方だけ。私が買ったのはWindows版だがMacで利用したかったから変更したいと申し出たがダメだった。Windowsの方が使い慣れているからライブ配信には向いていると納得するしかない。

Ustreamの機材 (7月27日・金)


次回の上勝TVは8月11日(土)に配信する予定だ。ところが最近2回の配信をお願いしたN氏は東京からご家族が来るとかで都合が付かず技術統括のMくんも時間が取れないと言う。お盆前で視聴者も少ないだろうし町の契約の4回は終えているから8月の配信は止めようかと話をしていた。

でも続けることには意味がある。そこで内容はいつものようにゲストは呼ばなくていいからパーソナリティとタイムラインだけで進めようということにした。でも配信担当はいない。仕方がないので私がやることに。ところがN氏やMくんに依頼してきたから手持ちの機材では足りないのだ。

まず音声ミキサーと配信PCを接続するケーブル。カメラは手持ちのWebカメラを使おうと思ったが今後のことを考えて思い切ってビデオカメラを買うことにした。繊細なズームワークが必要なのでリモコン付三脚も欲しい。このセットで売っていることからソニーのハンディカムにした。

さらに配信ソフトはMくんが何台かのPCで使っていたから改めてPCにセットアップしようとしたらアクティベーションが通らない。サポートとメールのやり取りをして以前のアクティベーション情報を削除してもらい新規に登録。機材は注文を始めたところ。来週半ばから実験を始める予定。

鰻の山口屋 (7月22日・日)


土用が近づきテレビを見ていると鰻の話題が多い。国産ウナギは不漁でシラスウナギも激減しているらしい。それで東南アジアやオーストラリアでウナギを捕ったり養殖して日本に輸出しているという話もある。そんな話題につられて鰻を食べてきた。二軒屋駅近くにある山口屋である。

以前は国道55号線沿いにもあった。そちらが閉店したのは2年ほど前だったか。二軒屋駅前には昔からあったらしい。今日は「響」の練習前に行った。妻はそのまま帰るから車2台で。夜の部開店の17時を7分回っただけだったがカウンター2席しか空いていなかった。

実は1983年の夏休みに山口屋の息子と友達になった。徳島バス自動車教習所で一緒だったのだ。翌春だったか鳴門球場でのプロ野球オープン戦でバイトをしていたら彼が弁当を売っていた。そこで本人から彼が山口屋の息子だと聞いたのである。

そのとき私は山口屋を知らなかった。「徳島で鰻って言うたら山口屋って有名なんやけど」と彼はガッカリしたように見えた。私は彼を傷つけたかと気になった。それ以来山口屋と聞くと彼とのエピソードを思い出す。でも会っていない。28年が経ち今さら彼も覚えていないだろうが。

地元の27年前の映像 (7月19日・木)


水曜日。お誘いいただきご近所さん宅にお邪魔してきた。昔のVHSテープが見つかりDVD化したので鑑賞会を開くということだった。何が映っているのか分からないという。その前に1989年の秋祭りのVHSをDVD化してダビングしようと預かったまま3年が経っていたものを返却。すみません。

新たにDVD化したものは1985年の秋祭りだった。27年前ということでこの日一緒に飲んでいた50歳を超えたY氏も女装して踊っているのだが格好良く見えて私には判別できない。同じように近所のお世話になっている方たちの27年前の女装姿に驚いたり笑ったり。

その頃の女性綱引きチームの映像も見た。私が住んでいる傍示地区の女性ばかりのチームが県大会で優勝し全国大会に出場したときのものだ。近所の居酒屋「みつ」さんの写真で知ってはいたが動画は初めて。ここでもこの日一緒に飲んでいたお母さんの若い頃の姿が。

当時の朝の高視聴率番組「おはようとくしま」の特集だったのだが数回に分けて1時間ほどあっただろうか。見知った方々の27年前。全国大会の試合の映像には力が入ってしまった。23時過ぎに退散したか。帰宅して近所のS氏と少し飲んで。いいものを見せてもらった。ありがとうございます。

眉山のダブルデート (7月17日・火)


忘れないうちに中学1年でダブルデートをしたときのことを書こう。鳴門市撫養小学校から2人しか進学しなかった徳大附属中学で私は4組だった。当時の4組というのは男組を意味する。実験とも言われていたが47人の男ばかりのクラスで仲が良かった佐古小出身のT原に誘われたのだと思う。

T原は何度か書いているが高校時代に米国に1年留学したにも関わらず私らと同じ年に京大に入学し後にベンチャーを上場させ数億円の資産を築いた畏友である。私ら4人ともバスケット部だったかも知れない。でも私は男組。徳島市の女子とまともに口を利いたことがなかった。

だから4人で乗った眉山ロープウェイで私は下側に座ったのに振り返って景色ばかり見ていた。女子の方を見ることができなかったのだ。眉山山頂で焼き餅を食べたかも知れない。蔵本から徳島駅までバスに乗ったときには少し話をしたような気もするが恥ずかしかった記憶がとても強い。

このときの話を30年ぶりに会った今や内科医の旧姓A山さんに言ったら彼女は覚えていた。もう1人のI月さんは実家の病院を継いでいるが友人U氏が診察を受けたときに私の話題になったらしい。当時もう少し普通に話せたら私の青春時代は違っただろうにと思ったりもする苦い思い出。

消防の草刈り (7月16日・月・祝)


日曜。消防団の草刈りで朝8時集合。いざというときのために消防水利周辺の草を刈っておき防火水槽の水量を確認し消火の妨げにならないよう準備しておくのである。5地区にグループ分けされて私は中央と呼ばれる地区へ。過去2年は日浦から蔭井谷と梅の木の応援だった。

役場の課長Y氏の軽トラに草刈り機を載せて軽トラ2台で普段は通らない山道へ。数カ所で草を刈ったり水槽の点検をしたり11時前には詰め所に戻ったように思う。そこから操法訓練。昨年は町の大会が雨で中止になったので今年も練習をすることになった。

私が住んでいる住宅裏に集まり練習するのだが皆が方法を忘れていて思い出しながら動く。4人1組。2人で水を吸い上げるホースをポンプに繋ぎ別の2人が放水ホース3本と筒先を持って先に走る。この日は実際に放水はしなかったが交代しながら5回通りぐらい練習したように思う。

お昼からは公民館で打ち上げ。私は毎年正体不覚に陥るので今年はまず食べた。夕方になり解散して誰かが石本商店に行こうというので無料タクシーで。19時過ぎまで再び飲んで帰宅。仲間のN氏が来ていたがソファで寝落ち。例年の草刈り後の泥酔に比べば少しマシだった程度で。

上勝TV第20回 (7月14日・金)


上勝TV第20回。最近ネタに困ることが増えたのだけど今回の配信は今まで一番苦悩した。5月に私たちがテニス大会に出たこともあって上勝のスポーツ振興を担う体育委員の活動を紹介しようと思い立ったのだが配信当日に都合がつく人がおらず断念したのだった。

7月2日に配布された上勝町広報誌に挟まれていたチラシに特別天然記念物ニホンカモシカが上勝にも住んでいるということが書かれていた。その写真が何ともシカと違うのだ。聞けばカモシカはシカではなく牛の仲間なんだとか。担当者もよく知っていたのでこれで決まり。

次いで夏と言えば阿波踊りというわけで上勝の踊り連を紹介しようと妻が思いついて話をしたのが1週間前。出演者は二転ほどしたが何と17歳の女子高校生も来てくれるというわけであっさり決まり。さらにニュースで先日行った石本商店のことや水神祭りのことなど。

18時半頃から準備を始め今日はまりりんがおらず久しぶりのイマジン。配信はノダさん。3連休の初日ということで視聴者は少ないと予想していたが同時接続ピークは44。ともかく無事終了。さて8月はどうしよう。実はノダさんもまーくんもおらず自分たちで配信しようかと考えているところ。

水神祭と石本商店 (7月11日・水)


10日(火)朝10時半頃に上勝の山奥に行ってきた。地元の水源の水神祭があると聞いていたからだ。当家と言われる当番の家の方がFacebookに書いていた情報で知り行ってみたのだが何をするのか全く分かっていなかった。当家の方は9時過ぎから準備していたらしい。

この水源には3年前に一度連れて行ってもらったことがある。今は上勝町の東側の水道水源としても使われているらしい。澄んだ水が地下から湧きだしている。その横のケヤキの巨木の根元に祠。お参りして水源から川になる水の流れを写真に撮ったり。

11時過ぎから車座になって中央に皿鉢料理や鮨。御神酒をいただきビールやお酒。私は年金事務所に行く用があったので飲まず。最大13人が集まった。ほとんどの年は当家だけでお奉りすることが多いのだとか。雨が降り始め私は14時に撤収し徳島へ。

ほどなく雨は止み皆は飲み続けたらしい。17時過ぎに再集合して「石本商店」へ。上勝を舞台に制作された映画のロケで使われたことで10年以上使っていなかった店舗を復活させた居酒屋である。地元の44歳から76歳の男女9人。17時過ぎから21時過ぎまで大騒ぎで酔っぱらった。

beta氏とのテニスとウィンブルドン (7月8日・日)


日曜は東京からN氏がやってきた。今回初めて聞いたのだけど彼は私の6つ下。元々ツイッターで妻が知り合って上勝のホタル祭に来てくれたときに会ったのが最初だと思う。徳島のツイッター仲間とよく一緒にいたから何度か会った。ツイッターセミナーの講師でもあった。

当初は隠していたようだが「ホームページビルダー」の開発を移管するためJ社に来ていたIBMの社員さんだ。J社のテニス大会に妻を誘ってくれたのもN氏。名前よりもツイッターアカウント「batabasist」の方がなじみ深い。徳島の赴任期間は終わって今は東京にいるが遊びに来たのだ。

というわけで午後はテニス。地元のN氏も参加。12時にいっきゅう茶屋で待ち合わせて行ってみると初対面の女性も一緒。聞けば前夜ツイッター仲間がピアノを弾いているバーで知り合って誘ったらしい。でも共通の知人が何人もいることが分かりやっぱり1層しかない徳島の人脈レイヤーを思う。

テニスは13:30から2時間。5人で十分遊んだ。妻は地元の仲間と夜もテニスをしたらしい。そして24時を回ってからウィンブルドン男子決勝戦をテレビで見た。今大会はHDRに録画して結構見たのだが決勝戦も面白かった。自分でプレイするとこうはできないと思い知らされるわけなんだけど。

カラーレーザー複合機 (7月6日・金)


ムカデの侵入によって壊れたエアコン室外機の修理は今日行われた。一方で9時半頃にはエプソンのサービスマンに来てもらった。カラーレーザー複合機の調子が悪かったのだ。昨日の午後電話して今日の朝一。年に1度は呼ぶのだがやってくる人はいつも同じ。もう顔なじみになっている。

エプソンに来てもらった理由は複数あるが電話で伝えたのはイエローのトナーがないとPCのモニターで表示されること。プリンタのディスプレイでは8割残っていると表示されている。プリンタの起動直後と最初の印刷で必ずエラーサインが出ていたのだが最近は無視していた。

さらにカラー印刷すると中央に白いラインが入ること。その左右で色味が違う。サービスマンによると白いラインは感光体の問題らしい。そうだろうと予測はしていた。既に新しい感光体は買っていた。買ったのは多分もう半年以上前だったような気もする。交換しなかった私も悪い。

一方でイエロートナーの問題はエプソン純正品なのに「購入店に言ってくれ」という対応。仕方がないのでアスクルに連絡をしたら折り返し電話があって交換を認めてくれた。明日新品が届く。月曜に古いトナーは回収される。カラーレーザー複合機はなかなかに手間がかかる。

エアコンとムカデ (7月5日・木)


1週間ぐらい前に気づいたのだが事務所のエアコンが効かなくなっていた。電源は入るし風も出るのだがしばらくすると動作せず「みはり」というマークが点滅している。何か設定を間違えたかと適当にいじってみたが状況が変わらないまま数日。取扱説明書を見ると室外機異常のサインらしい。

買ったのは3年前。購入先のヨドバシに電話したのが月曜。メーカーである日立のメンテナンス会社から連絡があり今日訪問を受けた。若いサービスマンによると故障の原因はムカデ。室外機の回路基盤の上で5cmほどのムカデが死んでいたらしい。こいつが回線をショートさせたのだ。

おまけに死骸によって抵抗などの部品の接点にサビが出ている。基盤ごと交換するのが安全か。明日交換予定で作業料込み2万円を超える出費となる。今年は上勝でムカデが異常に多いらしい。噛まれると腫れて痛いらしいので怖いのだが既に家の中で10匹を殺したという人もいる。

対処法としてガムテープで貼り付けてくるんでしまうと言う人やマイナス30度の噴霧で瞬殺する人や。屋外なら靴のかかとで踏みつぶす人もいる。私が住んでいるのは鉄筋マンションだが昨年は床で発見したし今年は屋外の廊下で見つけたこともある。田舎暮らしは虫との戦いでもある。

風力発電説明会 2 (7月3日・火)


「上勝町・神山町ウインドファーム設置計画に係る環境影響評価方法書説明会」の内容は一部を録音している。事業者は録音不可と言ったが地元の人が「録音は構わんのとちゃうで」との一言で一転許可。でも私の質疑応答が終わるまでの10分程度を録音し忘れていた。やれやれ。

私は最初に低周波音だけの質問をした。多くの方は水源の濁りや減りに不安を持っている様子。何人もが質問をしていた。前にも書いたが上勝の生活水は山の湧き水に依存しているのだ。水が減ったり枯渇したら住めなくなる。私には鳴門の実家があり最悪そこに逃げられるが。

ある地元の人はシカの生態調査を質問していた。尾根続きの大川原高原に風車が建設されてからシカが山を下りて農作物を荒らすと言う。これは盲点だった。低周波音を嫌うのだろう。シカのせいで上勝では農業ができなくなっているんだと切実に訴えていたのは印象に残った。

妻は最後に尾根の地盤調査を質問。土を除けコンクリート何千トンを流し込めば重量バランスが変わるわけだし周辺の地盤次第では地震などによって尾根が崩落する危険がないとも言えない。産業廃棄物も大量に出る。エコの町が何をやっているんだか。

風力発電説明会 (7月2日・月)


土曜日19:30。役場前の公民館で行われた「上勝町・神山町ウインドファーム設置計画に係る環境影響評価方法書説明会」に参加してきた。事業を行う株式会社ユーラスエナジーホールディングスが風力発電計画の環境への影響をどう調査するかを説明する会である。

45分の説明の後15分休憩で延長を含め1時間15分の質疑。神山から来た人たちが不規則発言を繰り返す。彼らの言い分にも聞くべき内容はあるがやり方は誉められたものではない。ただ質疑が始まる前に隣にいた女性が資料を入手できるようにして欲しいと言ったがこれには同感。

私は2番目に質問。騒音と低周波音を調査する季節はいつかという点。低周波音問題は音の性質を鑑み冬を中心に何日か調査して欲しいと要望し場所も複数調査して欲しいと言った。町長がゴーサインする手続きを最後の方で尋ねたら保安林解除申請だけだと聞いてびっくり。

6月20日の町議会で町長は水源への影響はあるとしつつ環境影響評価を見て判断すると言った。ただ今回は方法に関する説明のみ。これで町長がゴーを出したら町議会にウソを付いたことになる。今後全国から注目を集めるだろう町長にも町議にも熟慮をお願いすると最後に発言。

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© 2012 Takashi INAGAKI